人並み外れた才能があっても、それを活かす人生になるとは限らない【生活と仕事のバランス】

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今回のタイトルは人と比べて突出した才能を身につけてこなかった人からしたら信じられない言葉だろう。言い訳をして現状に甘んじている人は「才能」や「幸運」の有無で人生が左右されると思い込んでしまっている。そういう”どうしようもない”理由があれば自分のこれまでの行動も、これからの行動も正当化できるからだ(とは言え、彼らは何も悪気があるわけではなく、単に勇気が持てないだけである)。

ずいぶん前の記事になるが、こんなものを見つけた。

才能ある学生に限ってプロにならない 美大生が残していった秀逸漫画

才能ある学生に限ってプロにならない 美大生が残していった秀逸漫画 - withnews(ウィズニュース)
多摩美術大学非常勤講師の竹熊健太郎さんによる漫画評。今回は「家族喧嘩」です。

 学生に漫画を提出させることで、私にはいくつもの意外な発見があった。一つには、私が思った以上に漫画がうまい学生が多いことと、私が「この人は才能がある、と思った学生に限ってプロデビューしないこと」である。

この一文に驚きのすべてが集約されているのだけれど、おそらくこれを読んであなたはこう思っただろう。

「どうしてそうなるの?」

私も思った。でも体の故障や病気・事故等の不幸を除けば(それでも続ける人はいる)、導かれる答えはだいたいいつも同じである。

得意なことでお金が稼げないのだ。

生活が維持できなければ働くこともできない。だから私たちはまず生活の維持を優先する。これは全然間違っていないし、それを放棄してでも夢を追いましょうというのは無理しかない。

でも私が言いたいのは、これは単に制度だとか社会の関心の問題などではなく、才能のあるクリエイターやアーティストがお金を稼ぐ仕組みを自分の生活の中にうまく取り組めないからだろうと思う。

クリエイターやアーティストのみならず、私たちの多くはお金の稼ぎ方を知らない。それゆえにたったひとつの方法である「奉仕」を選択する。会社に勤め組織に勤め、その代価に給料をもらうというものだ。

これは日本の教育システムがそもそも経済・経営を教えないことに起因しているし、そこから負のスパイラル的にお金を稼ぐことが汚いことだというイメージを作ってしまってさらに人々を経済・経営の分野から遠ざけてしまっている。

 

ただ、解決法として教育以外のところからアプローチするものがあり、それが今回紹介している記事の中に出てくる「電脳マヴォ」というプラットフォームである。これは紹介した記事を書いた竹熊健太郎氏が企画した”商業雑誌とは無縁の逸材を紹介するための場所”である(読み切りの短編漫画を無料で載せているみたいです)。

こういう感じで企業や技術の革新のよって自分の才能を思う存分高める時代がやってきたということはとても喜ばしいことだと思う。まぁただその存在を私たち自身が知らないと、結局は自分の得意で好きなことでもあきらめることになるので、情報アンテナはピピピと常に張り巡らせていたいですね。

夢を追うには才能の修練も大事だけど、情報(知識)の習得も必要なんよね。それが面倒くさい人はパトロンを見つければいいんだけどね。

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kruchoro

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